丙種化学(液化石油ガス) 受験
◇試験会場の様子・試験の進行
先の記事にも書いてますが、平成28年11月13日に丙種化学(液化石油ガス)を受験しました。
受験者はおじさんが多かったですが、教室には1割弱くらいは女性がいたかもしれない。技術系の試験でこんなに女性を見かけたのは初めて。
試験開始から30分経過すると途中退席できるのですが、かなりの人が30分経つと退席していました。私はまだ問題を全部解いてません。会社の命令で仕方なく受験した人達なのかなーと思っています。
今回は、カンニング対策のため途中退席すると問題用紙は回収され持ち帰ることができません。今までしたら問題用紙に自身の解答を記入して持ち帰って、後日発表される正解を確認できていたのですが、それができなくなります。解答番号をメモ用紙など記入して持ち出すことも禁止されてます。なので試験終了までずーっと待ってました。最後の学識の試験の時は、90人くらいの教室で最後まで残っていたのは、6,7人だった。1時間はぼけーっとしてました。もう退屈で退屈でしょうがなかった。来年は改善してくれればいいんだけど。
途中退席の数が予想以上だったので、試験問題公表に踏み切ったのかな?。
試験問題の公表は異例のことじゃないかな?
◇今回の試験問題の感想
冷凍機械と比較して丙種(液石)は出題の仕方が素直だと思う。最後までしっかり問題を読まなければならないので気は抜けませんが。
法令、保安管理、学識どれも過去問に類似した問題が多く、特別難しかったということはなかったです。今回は簡単だっとという声もありますが。
2、3問は過去問では見たことがない問題もありましたが、これはどの試験でもよくあることです。各科目6割以上で合格で、各科目20問出題され各科目12問以上正解で合格となります。別の言い方をすれば8問も間違うことができます。仮に初見の新問を3問間違えたとしても、まだあと5問も間違うことができると思えば気が楽でした。
結果はこの通りで合格見込みです。
◇選択肢を迷った問題、その解説
◎法令
問2 ハは分からなかったですね。
答えはこのHPにあります。
容器の内容積1L以下は、高圧ガス保安法除外ですか? - FAQ - 川口液化ケミカル
こちらのHPでは高圧ガス保安法施行令第二条第二項第八号となっていますが、
高圧ガス保安法施行令第二条第三項第八号だと思います。
◎保安管理
問6 ニは迷いました。
液化石油ガス保安技術のテキストP137に圧力計の分類の表があり、そこに弾性式と表記されています。
問14 これは不正解でした。
LPガスの充てん定数は、約60℃における液状のLPガスの比体積の値。
液化石油ガス保安技術のテキストP249 (3)過充てんの防止、一行目に記述されています。これは一生忘れないかもしれん。一か月後には忘れてるかもしれんが。
◎学識
問19 消去法がうまくはまった。
円筒にかかる応力は軸方向、円周方向では違うけど、引張強さ(強度)は軸、円周方向も同じ。
強度≒引張強さは厳密にいえば違うかもしれませんが、素人にはこっちのほうがしっくりくる。
来年の1月5日の合格発表を待つのみ。長い・・・・・。
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